ウルメイワシのアンチョビー2


本来はカタクチイワシ(ヒシコイワシ)で作る「アンチョビー」。今回は 大型のウルメイワシで作っています。とりあえず塩漬けにして・・・

腐るのを恐れて冷蔵庫で1週間、
もう大丈夫だろうと思って室温(流しの下)で1週間、
でも、もし腐ったらどうしようと不安になって冷蔵庫で1週間、
いや、室温の方が熟成は早いだろうと強気になって室温で1週間、
でも、失敗したら嫁に罵られると弱気になって冷蔵庫で1週間
なんか、どうでもよくなって2週間・・・

こんなことを繰り返しながら1ヶ月半経ちました。なんとも、俺の小心者なことよ。

でも、そろそろいいだろう、と奮起して、次の作業に取りかかりました。

タッパーのふたを開けると、強烈なイワシ臭がする。 イワシがなんとなく黄色くなっていると同時に、塩が水気を含んでしめっぽくなって来た。 黄色いのは脂が酸化したのか・・・
強烈なイワシ臭はするが、腐敗臭はしないので、成功しているのであろう。 一切れとってみたが、水気がすっかりなくなっている。
漬けた塩で塩水を作り、イワシをしゃぶしゃぶと洗う。

キッチンタオルでふきとる。残りのイワシは塩漬けのまま冷蔵庫で保存した。しっかし、 なんだか黄色いのがなんとも不気味である。 大丈夫なんだろうか・・・。
とりあえず、水気を切ってオリーブオイルに漬け、冷蔵庫で眠らせる。


この状態でさらに1ヶ月ほど眠らせてみます。
さて、どんな味になるんだろう・・・。身(特に腹の脂身のところ)が黄色くなっているけど、ええんかいな・・・。 期待と不安で焼酎の量が増えてしまう。

続く