イカの塩辛


日本酒に最適なつまみである「イカの塩辛」。 もちろん、ご飯(そして、茹でたジャガイモ)にもよくあうことは周知の事実です。

さて、スーパーに行き、並べられていたスルメイカを見てると、「刺身用」と明記されているではありませんか。

そんなに鮮度がええんかい? そんならワタも食べれるんやろ?

ということで、イカの塩辛作りを試みました。

材料:スルメイカ(刺身用)、塩

今回購入したスルメイカは、胴の長さが20cmぐらいで、小ぶりでした。
ワタを傷つけずに取り出し、さらに身の部分は外と内の薄皮を取り除く。 外の皮は包丁でしごくと簡単にとれましたよ。ワタには黒いスミとかいろいろな組織が着いているので、丁寧に取り除いた。
身を短冊状に切る。ワタは中身だけを搾り取り、これらを合計した総重量を測る。 今回は、ワタ14g、身61g、合計75g。さらにその4%の塩(75gの4%は、75×0.04=3)3gの塩を加える。計78gなり。
それらをタッパーに入れる。臭いを嗅いでみると、「うっ・・・。だ、大丈夫かなぁ。」という、そこはかとない臭いがした。と、とりあえず、冷蔵庫に入れる。 一日一回、混ぜる(タッパーごとシェイク!)。
三日後、恐る恐る臭いを嗅ぐと「おおっ!イカの塩辛の香りに変わっとる!(感動)」。小皿に盛り付けて、味わう。


自作のイカの塩辛の味は、市販品とひと味異なりますが、初めてにしてはなかなか、美味な一品に仕上がりました。

完成写真を見てもらえば判りますが、結構汁っぽくなってしまいました。なんででしょう?
まあ、味は良かったので良しとするか。

ちなみに、塩分の量は、3〜5%が適量だそうです。4%でも結構しょっぱかったので、次回は3%でやってみます。

ちなみに、漬けてすぐはワイルドな臭いがしましたが、冷蔵庫で熟成させると臭いが変化しました。これはちょっとした感動ですな。