柚子胡椒


今回は「つまみ」というより、つまみを華やかにするアイテムの登場です。 それはずばり「柚子胡椒」


柚子胡椒とは、柚子の香りがするピリ辛の調味料でして、「胡椒」はいわゆるペッパー(コショウ)ではなく、チリ(トウガラシ)です。


大阪出身の筆者が福岡に9年間住んで、その食文化の違いで驚いた一つがこの柚子胡椒でした。


「焼き鳥屋」や「うどん屋」に結構ポピュラーにあったその調味料は、格調高い柚子の香りとピリリとした刺激が口の中をなんとも華やかにしてくれて、すこぶる気に入ったのでした。


それからというものの、おひたしやらみそ汁やら、なんにでも柚子胡椒を入れてしまう程の中毒になったのであります。


関東のスーパーでも柚子胡椒は手に入り、それなりに楽しんでいたのですが、今回、たまたま柚子と青唐辛子が手に入ったので購入し、思わず自分で作ってしまいました。


材料:柚子、青唐辛子、塩

今回は、材料として柚子(2個)と青唐辛子(30本)を使用した。青唐辛子には種類が色々あるみたいだが、今回は写真のようなチリチリのインゲンみたいなやつを使った。
柚子の皮を包丁できれいにむいて、みじん切りにする。
青唐辛子も包丁でみじん切りにする。
両者を合わせてミキサーに入れ、さらに柚子の実をしぼり、小さじ1ほど(塩加減はお好み)を入れる。
気長にミキサーにかけていると、だんだんペースト状になってくる。
はい、完成!
先日、近くの公園でバーベキューをしました。 豚バラを焼くと、このように食欲をそそる香ばしい煙が漂います。
カリッと焼いた豚バラを、自家製の柚子胡椒で味わう。


さて、柚子胡椒の出来映えはというと、市販の物と遜色がないというか、むしろ、フレッシュなだけに香り高く仕上がりました。


ただ、出来てすぐは、青唐辛子の青臭さが少ししました。それはそれで新鮮な風味なのですなぁ。


柚子胡椒は小分けにして冷凍保存し、欲しいときにちびちび使います。結構長く楽しめそうやけん、うれしかばい。