芦ノ湖のワカサギ&ムーチング


相模湖でも十分ワカサギ釣りを楽しめるが、 「どうせならもっとすばらしい風景が拝めて、帰りに有名温泉にも入れ、ワカサギも釣れて、さらにもっと大物も釣りたい!」という欲張りな方は、 東京からはちょっと遠出になるが、芦ノ湖をお勧めしたい。


芦ノ湖北部の「湖尻」にはワカサギ釣り用のレンタルボート屋が集まっており、人気がある。 ただ、芦ノ湖では「手こぎボート」になるので、ボート未経験者には少し不安もある。 でも、それほど沖にまで漕ぎ出さなくても釣れるので心配はいらない。 アンカーの上げ下ろしが結構しんどい(水深が結構深いので)のが難点である。 ちなみに、竿、仕掛け、餌等は現地でレンタルや購入できるので手ぶらで行くことも可能である。


さて、芦ノ湖での楽しみの一つは、 時期によってはワカサギ釣りの仕掛けにヒメマスが釣れることであるが、 さらに楽しみなのは、なんと言っても釣れたワカサギを餌にしてさらに大物を釣る「ムーチング」である。
r> 小ぶりのワカサギを大物釣りの仕掛けにセットし、 ボートからたらしてほっておくだけでも思わぬ大物がかかってくるので楽しい。 メインのワカサギ釣りをしながら、たまにサイドのムーチング仕掛けに目を配るのである。 俺はこれで40cmぐらいのブラウントラウトをしとめたことがある。 その他、ニジマスなどもムーチングにかかってくるし、初心者でも驚くべき大物が釣れる可能性があるので、 実にスリリングである。


もっとも、大物ねらいに絞って一日ムーチングするのも面白い。 その場合は、あらかじめ近所のスーパーでワカサギを買って冷凍して持って行ってもよい。


ワカサギ釣りはある意味、寒さとの戦いでもある。防寒具をきっちり着込んでいても、 湖の上に一日いると相当身体は冷える。 帰りは箱根温泉が近いので、立ち寄り湯で暖まって帰ろう。 キンキンに冷えた身体が温泉でじわじわ暖まって行くのは、なかなか快感である。


参照: 芦ノ湖レンタルボートやまびこ

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