自家製の薫製 続き


つまみ薫製開始 まずぼろいフライパンにアルミホイルを敷き、ひとつかみほどの薫製チップを入れる。



つまみ薫製火加減 その上に網をはり、ふたをする。いきなり薫製するのではなく、ここで中火で加熱して、ふたから煙が出てくるのを待つ。



つまみ薫製ハツ開始 煙が出てきたらいよいよ網に素材をのせる。肉や魚を乗せ、ふたをし、中火の弱火で熱する。



要は、チロチロと煙がもれる位の火力を保つのである。煙が出ないのも良くないし、出過ぎても良くない。
その辺を微調節する。

煙が出ないからといって強火にしても、すぐには煙はでない。煙はチップの燃え具合によるので、火力と少し時間差があるので注意。

しばらくすると、素材に熱が通って肉汁が出てきはじめるので、それが垂れて下に落ち、「ジュウジュウ」という音が聞こえて来る。
適当なところで素材を引っくり返して、さらに薫製を続ける。



つまみ薫製ハツ完成 どこで完成か?を見極めないといけないが、素材を切って中を見てみるのが手っ取り早い。



ほどよく火が通って、肉汁が素材に残っている状態が一番良い。あまり加熱し過ぎるとパサパサになってしまう。





さらに盛り付けて完成。今回はキャベツとあわせてみました。飲み過ぎてしまう美味さでした・・・。




ね、簡単でしょ。

これまでいろいろな素材を薫製して来たが、鶏ももとサンマはなかなかよかった。

この薫製方法で重要なのは、火加減と加熱時間で、火が強すぎるとヘビースモーキーに仕上がってしまうし、 長く加熱しすぎると素材がパサパサになってしまう。

理想は、鶏ももの場合、北京ダックのように皮がパリっと仕上がり、それでいてジューシィーであれば最高である。



スモークチキン 鶏ももで薫製した写真。伝わりにくいかもしれないが、皮がパリッとしており、シューシィーである。





口に入れた瞬間、その甘美な香りに卒倒しそうになる。

俺はいつも桜のチップを使っているが、実に食欲をそそるチェリーの甘い香りが漂う。
フレッシュパックの安物薫製チキンとは香りの強さがまるで違うのだ。

また、網の上でのグリル効果もあり、余計な油が落ちるのでさっぱり仕上がる。
俺はよく粒マスタードをつけて食する。 たくさん作って余ったら、翌朝パンにはさんでサンドイッチにしてもよい。冷えても美味いのだ。

注意しないといけないのは、薫製をした後数日間は、部屋の中にスモーキーな香りが残ってしまうことだ。

換気扇をしても結構香りは残ってしまう。実行する時は家族の許可が必要かもしれない。



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