汁なし担々麺


筆者はピリ辛料理が大好きであります。


特に「担々麺」はこの上ない好物でして、しばしば作りますので紹介します。 ただし、「汁なし」バージョンです。


材料:挽肉、中華麺(マルタイ棒ラーメンの麺)、豆板醤、甜麺醤、豆鼓、ごま油、すりゴマ(あれば芝麻醤)、ニンニク、ニラ、豆板醤、ドウチ、テンメンジャン、花山椒、干し えびの粉、ザーサイなど


中華鍋は焦げ付きやすいので、使うときは前処理から行います。大さじ1程度の 油を全面に広げながら煙が出るくらいまで強火で熱し、そして火を止め完全に 冷まします。冷ますことが重要です(筆者の経験談)。
中華鍋が冷めたら再び強火にして、挽肉を炒めます。強火で一気に炒めてしまい ます。
火が通ったら弱い中火にして、挽肉200gに対し、豆板醤大さじ1〜2、甜麺醤大さじ1、 豆鼓小さじ1、ニンニクを加えます。
焦がさないようにじっくりと炒めます。しだいに美味しそうな香りがして くると同時に、炒め油が赤くなって来ます。これが重要です。
続いて、みじん切りにしたニラを投入し、軽く炒めて肉味噌の出来上がりです。
中華麺を茹でます。マルタイの棒ラーメンの麺でもかまいません。
その間に、皿にごま油、すりゴマ(芝麻醤がベスト)、干しえびの粉末 、花山椒を入れ、さらに麺のゆで汁を少々入れて混ぜておきます。
ゆでた麺を皿にのせ、肉味噌、ザーサイのみじん切り、キュウリを添えて出来上 がりです。



汁なしなので、つまみとしても味わえますが、飲んだ後の〆にもいける一品。 肉味噌はいろいろなものにトッピングして使えますので、各々合う物を探して楽 しんでみてください(ご飯にかけて担々飯にしたり、冷や奴にかけた り、レタスでくるんだり・・・)。


調理時間も20分もあればできますので、是非お試しください。


ちなみに、本場では汁なし担々麺が一般的で、スープのあるやつは担々湯麺(タ ンタンタンメン)と言うそうです。