歯ごたえ最高!親どり
筆者は鶏肉の中でも「親どり」が大好物です。え、「親どり」って何かって?
読んで字のごとく、「親の鶏肉」です。つまり、「卵を産むぐらいに成長した鶏の肉」のことです。
一方、スーパーで見かける若どり(ブロイラー)は、「孵化後3カ月未満の食肉専用に品種改良された鶏」です。
では、両者でなにが違うと言うのでしょうか?
簡単に言うと、若どりは食感が柔らかいのが特徴です。
これに対し、親どりはとにかく硬い。
とりあえあず、これを御覧下さい。
これは水郷のとりやさん
の親どりですが、御覧の通り、色が赤みがかっていて、脂身が黄色です。ヴィジュアルが若どりと全然違います。
さて、具体的な味ですが、親どりはとにかく味が濃いです。
もっと言うと、「なんじゃ!」というぐらいにゴリゴリとした歯ごたえがあり、脂身にはすごいコクがあり、
皮のなどはいつまでも口に残り、うまみを出し続けます。
「おお、鶏を食った!」という満足感は圧倒的に親どりのほうが大きく、これと比べると若どりは柔らかくて水っぽいなあと感じてします。
食べ方としては、BBQなどで炭火で焼いて食べるのが一番だと思いますが、フライパンで焼いて柚胡椒をつけて食べると、つまみとしては病みつきになるのではなかろうかと思います。
昔は親鳥も市場とかで売っていたそうですが、今はネットで購入するしかないみたいです。
好き好みがあるので、柔らかい鶏肉が好みの方はやめといたほうがよいと思いますが、じっくり鶏を味わいつつ酒を飲みたい方はお試しください。
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