歯ごたえ最高!親どり


  筆者は鶏肉の中でも「親どり」が大好物です。え、「親どり」って何かって?

読んで字のごとく、「親の鶏肉」です。つまり、「卵を産むぐらいに成長した鶏の肉」のことです。

一方、スーパーで見かける若どり(ブロイラー)は、「孵化後3カ月未満の食肉専用に品種改良された鶏」です。

では、両者でなにが違うと言うのでしょうか?

簡単に言うと、若どりは食感が柔らかいのが特徴です。 これに対し、親どりはとにかく硬い。

とりあえあず、これを御覧下さい。
元気に走り回ってそだった親鶏のもも肉です!かたい親どりもも肉〈2枚入り〉350g位



これは水郷のとりやさん の親どりですが、御覧の通り、色が赤みがかっていて、脂身が黄色です。ヴィジュアルが若どりと全然違います。

さて、具体的な味ですが、親どりはとにかく味が濃いです。

もっと言うと、「なんじゃ!」というぐらいにゴリゴリとした歯ごたえがあり、脂身にはすごいコクがあり、 皮のなどはいつまでも口に残り、うまみを出し続けます。

「おお、鶏を食った!」という満足感は圧倒的に親どりのほうが大きく、これと比べると若どりは柔らかくて水っぽいなあと感じてします。

食べ方としては、BBQなどで炭火で焼いて食べるのが一番だと思いますが、フライパンで焼いて柚胡椒をつけて食べると、つまみとしては病みつきになるのではなかろうかと思います。

昔は親鳥も市場とかで売っていたそうですが、今はネットで購入するしかないみたいです。



好き好みがあるので、柔らかい鶏肉が好みの方はやめといたほうがよいと思いますが、じっくり鶏を味わいつつ酒を飲みたい方はお試しください。


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