闘病記2 〜入院〜


第二章 〜入院〜

20090413(月)
朝、耳鼻咽喉科で受診。

先生:「入院されますか?」
筆者:「・・・はい。よろしくお願いします。」

先生:「入院期間は2週間です。」
筆者:「(ええっ、そんなに長いの?)は、はい、わかりました。。」



1時間後には個室部屋にご案内。ベットにぽつり座っていたが、とにかく嫁に電話して入院グッズの手配を依頼。

ベットでしぼんでいると、先生がいらっしゃり、いきなり点滴が始まる。

1回6〜7時間の点滴を2週間、しかも毎日するらしい。毎回針を抜くのではなく、管のついた針を左手に刺して固定する。つまり、左手には2週間針が刺さった状態となるらしい。

痛い左手。なるべく見ないようにして過ごす。
二種類の液を点滴されている。こういうのを写真に撮る自分は、まるで入院を楽しんでいるみたいだが、つらい入院生活を楽しもうというpositveな意気込みととらえてもらいたい。


嫁が来た時にはすでに筆者はベットの中で点滴を受けてぐったりしている。

嫁:「あ、あんた〜!」

となるのかと思いきや、なんか嬉しそうな笑みを浮かべながら登場。

嫁:「え〜〜、じゃあ、がんばってね。」


2週間の有給休暇が消えてしまうのはつらいけど、毎日激務(?)をこなしてるんだから、たまにはじっくり休養しろとの神様のお告げだ、と気持ちを入れ替える。

点滴終了後、ベットを占拠してテレビを見るレディ。これからしばらく一緒にお風呂に入れないのはつらいにゃー。


夕方、嫁とレディが帰宅し、実は密かに楽しみにしていた病院食がいよいよ始まる。ちなみに、今回の入院では、食事制限はないので病院食での一般食&持ち込み可。もちろん、飲酒は厳禁。

さてさて、病院食(晩:ごはん、酢豚、伴三糸、果物)は意外にもなかなか美味。一般食だからかもしれぬ。味付けもしっかりしていて、これなら2週間乗り越えられそう。ということで、食のメモリーとしてメニューを記録しておくことにした。


夜寝るとき、針の刺さったままの左手がどうしても気になる。寝返りしたら痛いだろうなとビクビクしながら初夜を過ごす。
針が入ったままの左手。血液凝固剤を投入しているので血は固まらないが、自分の血が見えただけでふにゃふにゃになってしまうほど筆者は血が苦手。


21時に強制消灯。もちろん、酒は飲めない。ここ数年、休肝日なしで飲んでいたので、もしかしたら筆者はアル中かもと思っていたが、我慢できるときは我慢できるのだ。

夜中、23時、1時、3時に懐中電灯を持った看護婦さんが見回りに来て、ノックもなしに部屋を開けてくるので、いろいろ油断できない。

続き

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