闘病記2 〜入院〜
第二章 〜入院〜
嫁が来た時にはすでに筆者はベットの中で点滴を受けてぐったりしている。 嫁:「あ、あんた〜!」 となるのかと思いきや、なんか嬉しそうな笑みを浮かべながら登場。 嫁:「え〜〜、じゃあ、がんばってね。」 2週間の有給休暇が消えてしまうのはつらいけど、毎日激務(?)をこなしてるんだから、たまにはじっくり休養しろとの神様のお告げだ、と気持ちを入れ替える。
夕方、嫁とレディが帰宅し、実は密かに楽しみにしていた病院食がいよいよ始まる。ちなみに、今回の入院では、食事制限はないので病院食での一般食&持ち込み可。もちろん、飲酒は厳禁。 さてさて、病院食(晩:ごはん、酢豚、伴三糸、果物)は意外にもなかなか美味。一般食だからかもしれぬ。味付けもしっかりしていて、これなら2週間乗り越えられそう。ということで、食のメモリーとしてメニューを記録しておくことにした。 夜寝るとき、針の刺さったままの左手がどうしても気になる。寝返りしたら痛いだろうなとビクビクしながら初夜を過ごす。
21時に強制消灯。もちろん、酒は飲めない。ここ数年、休肝日なしで飲んでいたので、もしかしたら筆者はアル中かもと思っていたが、我慢できるときは我慢できるのだ。 夜中、23時、1時、3時に懐中電灯を持った看護婦さんが見回りに来て、ノックもなしに部屋を開けてくるので、いろいろ油断できない。 続き |