牛肉の赤ワイン煮





牛肉の赤ワイン煮を筆者が初めて作ったのは、今の嫁とつき合い始めた最初のクリスマスの時でして、筆者にとっては思い出深い料理の一つです。


これが大変評判が良く、それからというものの、毎年クリスマスになると、「赤ワイン煮」を作らされていましたが、昨年のクリスマスは「ローストビーフ」を作りましたので、年明け早々、この料理を作ることになりました。





材料: 牛肉カレー用 500g(牛テールや牛バラ肉なども可)、コンソメの素、赤ワイン(安物で十分)、ニンジン半個、タマネギ半個、ローリエ、バター、あればセロリ


牛肉カレー用、ローリエ、ニンジンとタマネギ(あれば+セロリ)のざく切りをタッパーに入れる。
そこにひたひたになるまで赤ワインを加え、冷蔵庫で一晩マリネする。
翌日、タッパーを開けると、肉がワイン色になっているとともに、香味野菜由来の高貴な香りが漂う。
肉だけ取り出して汁気をとり、小麦粉を薄くまぶしてバターを溶かしたフライパンで表面を焼き上げる。
同時に、鍋にバターを溶かし、漬け込んだ野菜もよーく炒める。
炒めた香味野菜に肉と漬け込んだワインを加え、好みで新しいワインを追加する。コンソメの素と塩胡椒で味付けし、肉が柔らかくなるまでコトコト煮る。
寒い冬に心も身体も温まるメニュー。赤ワインの酸味が大人の味を演出する。ちなみに、奥のフランスパンはかあちゃんの自家製。



甘ったるい、いわゆるデミグラ系のビーフシテューとは全然異なり、 赤ワインだけで煮込んでいますので、程よい酸味がさっぱり感を演出している、まさに大人のためのシテューです。

筆者もそうなんですけど、甘いデミグラスをあまり好まない方はどうぞ。

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