自家製さんまの開き


「さんまの開き」は安くて美味くて、まさに庶民のおつまみです。


生さんまの特売の日があったら、まとめ買いして開きにしておき、冷凍しておくと「つまみ」のみならず、「晩御飯のおかず」として重宝します。 自家製なら、立派なご馳走です!


材料:さんま、塩


特売のさんま。庶民にはありがたい秋の味覚。そのまま塩焼きにしても美味いんだが、今回は開きにする。
うろこ、内臓、えらを取り除き、「市販のひらき」のように背中から開く。自信がなかったら、思い切って三枚におろしても良いと思いますが、 せっかくだから頑張ってみては?
3%の食塩水(水1リットルに塩30グラム)で内臓と血合いをきれいに洗い流す。背骨についている血合いは、歯ブラシで こすると簡単に取れます。
再び3%の食塩水に漬け込む。時間は、およそ1時間ほど。
キチンペーパーで水気を完全に切った後、干します。 こんな網がない場合は、洗濯ばさみやら紐やらを使ったりして干せばよいです(カラスに注意)。干す時間はお好みです。今回は半日ほど干しました。
パリッと焼き上げると、食欲をそそるにおいがリビングに充満する。身がよじれるところが自家製ならでは。



言わずもがな、もちろん、美味いです。さんまの場合、普通に塩焼きにするよりも、さっぱりしていて、旨みは濃縮されているという感じです。 さて、あえて自家製の開きを作る理由は・・・

(1)市販の開きより安く出来るから(もちろん、さんまの場合、一匹100円以下の特売日を狙う)。
(2)自家製なので、添加物を全く使用しない(人工調味料無添加、つまり安全な食品)。
(3)つまみを作る過程とそれを味わう瞬間が楽しい。

さんまに限らず、特売の魚はいろいろ開きにしてみては?

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