かんぴょうの柳川風


筆者が住む栃木県壬生町は、「かんぴょう」の名産地だそうで、周辺の畑ではスイカのような丸くて大きな「かんぴょう」が栽培されているのを見かけます。


これまで、この食材は太巻きの具ぐらいしか活躍の場がないと思っていましたが、地元の方に聞いてみたり、ネットで調べてみたりしていますと、「かんぴょうは柳川風が美味い」ということなので、作ってみました。


材料:かんぴょう、卵、鶏肉少し、麺つゆ、あれば三つ葉


かんぴょうは干されて紐のような状態で売られている。ちょと酸っぱい臭いがする。
水につけて柔らかくなったところで、少量の塩でよくもみ洗い、よく洗った後、10分程水につけておく。
耐熱皿で調理することで柳川風をさらに演出する。麺つゆ(+ひとつまみの砂糖)と鶏肉を入れ、煮る。鶏肉は出汁の旨味を増す為の隠し味的存在として使う。
水を絞って適当に切ったかんぴょうを入れ、5〜10分程(好みの固さ)煮る。
とき卵を入れ、さらに三つ葉も入れてふたをして火を止める。
かんぴょうが主役の柳川鍋の完成。とろりとした卵と三つ葉の香りが食欲をそそる一品。



これはなかなかいけました。かんぴょうの優しい歯触りと舌触りが、かつて体験したことのないような食感を感じさせてくれました。 かんぴょうはあまりクセが少ない食材だけに、意外と色々な料理に使えるのかもしれません。


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