丸鳥のローストチキン


先日、ついに憧れのダッチオーブンを購入しました。


ダッチオーブンは、アウトドアー料理に限らず、キッチンでの煮込み料理に使えて、しかもガス代の節約ができるんだよ ・・・厚鍋だから、シチューを作ったら絶対に美味しいんだ・・・カレーだって、普通に作るより絶対美味いんだぜ・・・・・・ パンだって焼けるんだよ・・・週一回、ちゃんと使うから〜等、種々な理由を並べて嫁に理解 していただき、なんとか購入にありつけたわけであります。


まあとにかく、今回はダッチオーブンデビューにふさわしく、豪快に丸鳥を使ってローストチキン in アウトドアーを試みたわけであります。


材料:丸鳥、ニンジン、ジャガイモ、トウモロコシ、ニンニク、ハーブ、胡椒、 塩、ニンニク、炭など


これが待望のダッチオーブン。10インチサイズで、4900円なり。その他5 つのアイテムも付属されていた。(ちなみに楽天だと こんな 感じ)。初めて使うときは、洗剤で洗ったり、オリーブオイルでなじませる等の作業が必要である。そのあたりは、付属の説明書に従いました。
主役の丸鳥。このようなものは、人生で初めて使います。一匹800円で意外に安かった。
塩胡椒、ニンニク、ハーブをふりかけ、鶏さんをモミモミする。どうです、美味しそうでしょう? ここまでは自宅で仕込んでおき、明日は楽しいキャンプである。
さて、キャンプ当日がきた。場所は東京唯一の村「檜原村」にあるキャンプ場(多摩川の源流付近)。 河原でバーベキューランチを楽しんだ後、残りの炭火でローストチキンを作っておき、ディナーにするのである。
哀れなことに、突然豪雨になる。川も急に増水して茶色になり、足元も水浸しになって来た。生命の危険を感じ、嫁と0歳の娘をバンガロー に避難させ、ひとり河原の隅でローストチキンを作る。
ダッチオーブンの底に付属の網をセットし、その上に丸鳥と野菜を入れて蓋をする。 これを七輪の上に置き、蓋の上にも炭をセットして上下から加熱する。
かろうじて雨風を防ぐことが出来るタープの片隅で三角座りし、ダッチオーブンを見守る。 一時間ぐらいすると、ハーブの香りが漂ってきた。蓋を開けると、幸せそうな丸鳥が見える。
丸鳥半分が一人前である。一緒にローストしたトウモロコシ、ジャガイモ、ニンジンを 添え、ナイフとフォークで豪快にいただく。



初めてのダッチオーブンを使ったローストチキン、その味は極めて美味でした。


丸鶏はダッチオーブンの底に直接置くわけではなく、付属の網の上に置きます。その結果、余計な脂はすべて鍋の底に流れ 落ち、意外とさっぱりとした一品に仕上がりました。

もも肉あたりは脂がのってジューシィーで、口の中でトロけて行きます。 胸肉はややパサついたので、マヨネーズをつけていただきました。


一緒に焼いた野菜類がまた格別でした。ジャガイモはほくほくし、とうもろこし とニンジンは柔らかくて非常に甘みが際立つようになります。


かくして、悲惨なキャンプではありましたが、すばらしいダッチオーブンデビューを飾ったわけであります。

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