ナスの挽肉詰め


筆者は大学時代、「トルコ」を旅行したことがありました。お金がないので、貧乏な一人旅でしたが。


現地の大衆食堂(ロカンタと言います)で朝夕版食事をとり続けたわけですが、 その時印象深かったのがこの「ナスの挽肉詰め」です。


様々なロカンタに行きましたが、この「ナスの挽肉詰め」がどの店にもよくあって、好んで食べた懐かしい一品です。


材料:ナス、タマネギ、挽肉、ホールトマト、ニンニク、オリーブオイル、ローリエ、コンソメ

トルコの大衆食堂「ロカンタ」では、このように美味しそうな料理がディスプレイされていて、言葉が通じなくても、欲しい料理を指差せばコックが皿に盛り付けてくれる。 客が日本人だと「ライス?」と米料理を頻繁に薦められた。ちなみに、たいていのロカンタでは、パンが食べ放題だった。
さて料理に取り掛かるが、茄子を上から1/4のところで切り落とし、中身をくり抜く。
茄子の中身はこのように細かく切って
オリーブオイル、塩胡椒で炒める。あっというまにちっちゃくなります。
挽肉にタマネギのみじん切り、ニンニク、塩胡椒、醤油、イタリアンハーブミックスを加えて、 よく練り混みます。
炒めた茄子の中身を茄子に入れて
さらに味付けした挽肉を入れる。
ニンニクをオリーブオイルで香りが出るまで炒め、茄子カップを入れて
ホールトマトとコンソメを加える。さらに水(ホールトマトの缶についたトマトをすすぐ)も加える。
ふたをして煮込む。オーブンがあればじっくり焼いてもよい。
十分に火が通り、汁気もなくなって茄子も柔らかくなったら、耐熱皿に入れ、チーズをふりかける。
ガスコンロのグリルでこんがり焦げ目がつくまで焼いて出来上がり!パセリをふりかけると見た目に美しい。


豪勢に見える一品です。茄子が挽肉の肉汁旨味が溶け込んだトマトソースを吸って、柔らかくてジューシィーに仕上がります


「つまみ」にもなりますが、もちろん晩ご飯のおかずにも十分耐えうる一品です。
ポイントは、くり抜いた茄子の中身を、炒めてからカップに入れること。決して捨ててはいけませんよ! さっと炒めるだけであっというまに小さくなってしまいます

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