マグロのアラのトマトソース煮込み


最近、筆者がはまっている食材は「マグロのアラ」です。多くの場合、スーパーの鮮魚コーナーの片隅にあることが多く、「加熱用」とか「煮魚用」とかのラベルが貼ってあるやつです。赤いドリップでひたひたになっていることも多く、美味そうに見えないのでこれまでは見向きもしませんでしたが・・・。

ある時、行きつけのスーパーで、トロが多く含まれた奇麗な上物(といっても格安)の加熱用アラが売られていたのを見かけました。試しに買ってみて、焼き鳥のように串に刺して焼いてみたところ、これが非常に旨かった!それ以降、鮮魚コーナーに行く度に
上物のアラがあるかどうかをチェックし、あれば買っていろいろ料理して楽しんでおります。

さて、そんなマグロアラ料理の1つが今回のトマト煮込みです。




材料:マグロのアラ(ドリップが出てなくて、きれいな物)、タマネギのみじん切り、ホールトマト、ニンニク、飾りにイタリアンパセリ


今回入手したマグロのアラは骨付きで、たっぷりあって198円。血合い(赤黒い部分)が多すぎたり、赤いドリップが多量に流出しているアラはやめた方が良いかも。
塩をふって30分間ぐらい放置し、出てきた水気をキッチンペーパーで拭き取ったら小麦粉をまぶす。
フライパンにオリーブオイルを熱し、ニンニクとタマネギのみじん切りを入れて香りが出るまで炒める。鷹の爪をいれても良いかも。
小麦粉をまぶしたマグロのアラを入れ、表面をしっかりと焼く。
ホールトマトを入れ、写真ではしてないけど蓋をして弱火で煮る。「ぐつぐつ煮込む」という感じではなく、「弱火で中まで火を通す」というようなイメージ。
スペインのバルで出てきそうな一品。トマトソースはフランスパンにつけていただきました。



やはり大事なことは、上質なマグロのアラを使うことでしょう。あと、ホールトマトを加えて煮込む時、ガンガン強火で煮込むと身がパサついて硬くなってしまいます。ぐつぐつさせずに、ソースの中でゆっくり火を通すような感じで煮込むとしっとりと仕上がりました。

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