つくしの卵とじ


  春の野草で、手軽に誰でも楽しめる「つくし」採りは、我が家では毎年恒例の行事であります。

昨日、近所の秘密のポイントに行き、つくし、ノビル、ヨモギを採りまして、春の味覚を味わいました。

手前は4ヶ月の娘で、遠くでつくしを採るのは嫁。女性は採集活動をすると、 無心にいくらでも採ろうとするのは、生まれもっての本能か?
娘は相変わらず寝ている。この子が成長したら、俺の「ぬか漬け」を伝承する予定。しかし、娘も嫁のように 「キモチワルイ!」と拒否するのあろうか・・・悩みが多い。
今回の成果。つくし、のびる、よもぎを採集できた。
つくしは袴を取り除き(これがめんどくさい)、水にさらしてアクを抜き、きれいに洗う。
鍋に「麺つゆ」を入れて煮たて、つくしを一気に入れる。
しばらく煮るとこのようにしんなりして来る。
最後に、玉子一個を入れてすばやくかき混ぜる。これで苦みがやわらぐ。 この写真は、かき混ぜる嫁の手がいかにすばやいかを上手く示せていると思う。
はい、完成!


つくしは、ほろっとした苦みがたまらない春の味覚ですね。もちろん、天ぷらにしても美味いですなぁ。


ちなみに、「ノビル」は根の部分だけを茹でて、酢みそで食べます。今回はホタルイカに添えていただきました。
こちらもしゃりしゃりとして美味しかったですな。

こうして、お金のかからない、のどかな休日を過したわけであります。

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