おかあさ〜ん ぬか漬け
嫁に頭を下げて買って来てもらったものとは・・・ じゃーん、キュウリのぬか漬けである。美味しそう! ではなくて、俺が必要なのはこの「ぬか」である。つまり、このぬかを俺のぬか床に加えることで、一ヶ月以上かかる 乳酸菌の生育を一気に縮める作戦だ。 かくして、このぬかを自分のぬかと混ぜようとしたその時、 「え〜、せっかくデパートで買った『ぬか』やのにー。混ぜんと自分のと別々に使ってよー」 一瞬、嫁をぬか漬けにしてやろうと思ったが、それにはぬかが足りないのであきらめ、 強引に自分のとデパートのを混合した。 そして二日後、キュウリを塩でまず軽く揉んでから水で洗い流してふきとり、 いよいよ「本漬け」を遂行した。
まさに、俺が求めていた「おかあさ〜んの味」に近いものがそこに存在した。 ところが、非常に塩辛い。まだ「捨て漬け」が足りなかったのか。 でも、「市販のぬか漬けの『ぬか』を混ぜる」というのは、非常にいい方法だと思った。 もちろん、一ヶ月以上かけて、理想のぬか床を作ってもいいが、飽きっぽい俺には向いていない。 ということで、これからは、この「ミックスぬか」を慈しみ育てて行くことにした。 でも、「ぬか漬けは一日でならず」それからも、さまざまなメンテナンスが必要なのである。 続き 挑戦つまみメニューに戻る |